グツグツ煮込んだ「白菜、長ねぎ、大根」は栄養がスカスカ…風邪予防を高める「鍋の定番具材」の効果的な食べ方
■カリフラワーは「ピクルス」がオススメ そしてもう1つは、カリフラワーに含まれるビタミンCです。強い抗酸化作用を持つビタミンCですが、実は体内のコルチゾールレベルを下げる作用もあります。さらには気分を落ち着かせる神経伝達物質「セロトニン」の生成にも関わっています。 ---------- ストレス軽減! おいしくて体にいい野菜料理 小松菜、チンゲンサイ、きのこの炒め煮 カルシウムの吸収をよくするにはビタミンDが欠かせません。カルシウムに富む小松菜とチンゲン菜、優秀なビタミンD食材であるきのこ類を炒め合わせれば、簡単便利なストレス軽減食になります。ビタミンDは脂溶性なので、まず油で炒めることで吸収率アップ。 カリフラワーのピクルス 水溶性ビタミンのビタミンCをなるべく多くとれるよう、加熱せず生のカリフラワーをピクルスにします。ほどよい酸味で気分もすっきり。 ---------- ---------- しん/野菜を育むプロ(高橋伸吾) 高橋農園常務取締役 1977年生まれ。(有)高橋農園常務取締役。群馬県前橋市にて従業員約80名、ビニールハウス470棟にてほうれん草やチンゲンサイなどを周年栽培しながらフォロワー数26万超えのX(Twitter)を運営し、野菜と農業の魅力について配信中。衰退する日本の農業を元気にし、農業を通じて幸せになる人を増やすのが夢。 ---------- ---------- 濱 裕宣(はま・ひろのぶ) 東京慈恵会医科大学附属病院栄養部部長 給食栄養管理と臨床栄養管理をバランスよく機能させ、患者の立場に立った食生活の向上指導にあたる。監修書に『完全版 その調理、9割の栄養捨ててます!』(世界文化社)、『慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ』(出版文化社)など多数の健康レシピ本にかかわる。 ----------
高橋農園常務取締役 しん/野菜を育むプロ(高橋伸吾)、東京慈恵会医科大学附属病院栄養部部長 濱 裕宣