日本における中国料理の最高峰を目指し、人々を魅了し続ける「茶禅華」
「麻布長江」で中国料理を10年、そして「龍吟」で日本料理を5年修業した川田氏は、「日本における中国料理の最高峰をつくりたい」という気持ちと共に「茶禅華」をスタートした。
中華料理人を目指すきっかけとなった店で出会った料理は、彼に「いつかこんな料理を作れるようになって、お客様に喜んでいただけたらいいな」と思わせた。
調理師学校の卒業作品祭でこの「雲白肉」を、当時の同級生でもあり、現在同店の副料理長を務める平井達也氏と作ったという。その時もやはり「こんな料理をいつか自分の店で出したい」と思ったそうだ。
「『憧れ』であり『長い歴史の中で育まれたもの』を、自分が伝統であり、現在、そして未来へつなげていけるこの喜び。それでお客様に喜んでいただけるという……もうこれほどうれしいものはないですね」(川田氏)
近い将来、新たな「茶禅華」を創造しようと考えている、と話す川田氏。今後の展開にますます期待が高まる。
茶禅華
住所 : 東京都港区南麻布4-7-5 TEL : 050-3188-8819
文:食べログマガジン編集部