チェルシーで躍動…パーマーをマン・Cはなぜ売却した?マレスカ監督が見解「唯一の問題は…」
チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーについて指揮官のエンツォ・マレスカ監督が言及した。 現在22歳のコール・パーマーはマンチェスター・シティの下部組織出身。2020年にトップチームデビューを果たすも、出場機会は限られて公式戦41試合に出場して6ゴール2アシストにとどまった。 昨夏、パーマーは移籍市場閉幕間際に追加オプションを含め総額4500万ポンド(約89億円)でチェルシーへの完全移籍を決断。移籍後すぐにスタメンに定着し、2022-23シーズンは公式戦45試合で25ゴール15アシストを記録。プレミアリーグ最多得点関与数を誇るだけでなく、リーグ年間最優秀若手選手賞やクラブ内の最優秀選手賞など、数々の個人賞を受賞した。 今季もここまでリーグ戦11試合で7ゴール5アシストと、その勢いは衰えを知らない。パーマーだが、マンチェスター・Cでその才能が最大限発揮されなかった理由について、2022年7月から1年間同クラブでアシスタントコーチを務めていたマレスカ監督が『TNT』に語っている。 「なぜシティはコール・パーマーを売却したのか?シティの誰もが、コールがいかに優秀かを知っていた」 「唯一の問題は、多くの選手がいることだ。全員に時間を与えるのは難しい。だから、シティの誰もがコールが十分ではないと思っていたわけではない。むしろその逆だ」と競争の激しさが背景にあったことを明かしている。