【阪神JF】ビップデイジー度胸満点 ショウナンザナドゥは「おてんば娘」 陣営「できたらワンツーで」
「阪神JF・G1」(8日、京都) 9分の2の抽選を突破し、出走にこぎつけたショウナンザナドゥとデビュー2戦2勝の無敗馬ビップデイジー。陣営の河北通助手に両馬の直前気配を聞いた。 -まずはビップデイジー。7日朝の様子は。 「軽め坂路1本。順調に来てている。状態も体つきも前回よりいい」 -この馬の強みは。 「賢い馬で折り合いもつくし、余計なスタミナを使わない。走ることに前向きで人間にも従順。扱いやすくて、乗りやすい。2歳の牝馬だけど、度胸が据わっている」 -レースの見通しは。 「行きたがるところが少しあるけど、調教ではメンコをして良くなっている。マイルの距離も問題ないと思う」 -続いてショウナンザナドゥ。7日の様子は。 「馬はいつも通り、すごく元気。ビップと違って、こっちはかなりのおてんば娘だよ」 -抽選をクリア。 「(池添)謙一がえらく自信満々やからね。通って良かった」 -この馬の強みは。 「とにかく体がすごいところ。謙一がほれ込んでいるように、バネがすごい。気性がとにかく激しいんだけど、走る馬にはよくある」 -前走は重賞で3着。 「前走は位置取りの差だけだった。決して能力で負けた訳ではないと思うよ」 -両馬への期待を。 「2頭とも前回からの上積みをすごく感じている。能力は高いから、できたらワンツーで決めてもらいたいね」