【NFL】WRデルの負傷を受け、テキサンズは「一点集中」する必要があるとテキサンズHCライアンズ
「(タイトエンド/TE)ブレビン・ジョーダンも替えがきかない。それぞれが特別な存在になる要素を持っている。タンクはフットボールで特別な存在になるための要素をたくさん持っていて、土曜日のチーフス戦でもそれを示していたと思う」
デルは第3クオーター序盤に素晴らしい30ヤードのタッチダウンを決め、テキサンズはそのおかげでチーフスに1点差まで迫ったが、そのプレーでチームメイトのWRジャレッド・ウェインがデルの脚に接触。デルは不自然な倒れ方をして負傷した。
今回の恐ろしいケガによって、キャリア2年目のデルは2年連続で12月にシーズンを終えることになった。昨季に腓骨を骨折し、オフシーズンに銃撃事件に巻き込まれて負傷したデルは、シーズン序盤に不安定な時期もあったが、シーズン中盤には本来の調子を取り戻し、14試合に出場してキャッチ51回、667ヤード、タッチダウン3回を記録している。
デルの離脱により、ストラウドはニコ・コリンズと共にフィールドを広げる武器を失うことになった。デルが欠場する間はロバート・ウッズやザビエル・ハッチンソンの役割が増えるだろう。肩のケガから復帰すれば、ジョン・メッチー三世もより多くの機会を得るはずだ。レイブンズからウェイバーにかけられ、月曜日にテキサンズからクレームされたディオンテ・ジョンソンも、システムに適応すればチームに貢献できるだろう。
「私から選手たちへのメッセージは、ただひたすら一点集中することが大事だということ」と述べたライアンズHCは「私たちの気を引くものはたくさんある。物理的にも、感情的にもそうだし、今起こっているすべてのことやショートウイーク、クリスマスなど、さまざまな形でね。私たちのエネルギーを奪うものはたくさんあるが、今はボルティモアに一点集中しなければならない」と続けた。