藤木直人、音楽デビュー25周年! 初の武道館と全国ツアー 感動の瞬間とファンへの思い
ホームドラマチャンネルでは、藤木直人の音楽デビュー25周年を記念して、初の武道館公演などを含めた節目となる5公演を5か月にわたり放送します。さらに、自身の52歳の誕生日の7月19日に東京・豊洲PITで行われた全国ライブツアー「Naohito Fujiki Live Tour ver14.0 BE FREE」の模様やスペシャルインタビューも届けます。 俳優業と並行し音楽にも情熱を注いできた藤木さんに、今年のライブツアーや音楽への思いを聞きました! ――音楽デビュー25周年、おめでとうございます。どのようなお気持ちですか? 「僕は俳優活動が主軸なので、胸を張って25年間音楽をやってきたと言える人間ではないし、25年という数字にはあまり重きを置いていないです。数字よりも、25年という時間をどう過ごしてきたかが大切な気がしていて。俳優業をスタートさせて、ファンの方にはずっと『音楽をやりたい』と話していたので、デビューが決まった時は『約束を果たせた』とほっとした気持ちを抱いていました。そこからずっと無我夢中で走り続けてきた、という感じです。でも、音楽と出合っていなければ、僕はこの世界にも入っていなかったかもしれないし、こんなふうに音楽活動をしていなかったかもしれない。そう思うと、なんだか感慨深いです。この前、20周年を祝ったばかりなのに、もう25周年なんて、時の流れは早いですね(笑)」
――藤木さんの音楽との出合いを教えてください。 「家にピアノがあったり、小学校の高学年では金管バンドに入っていたので、楽器は生活の身近にあるものでした。高校に入った頃、双子の兄が友達から『“GIGS” CASE OF BOØWY』というライブビデオを借りてきて、それを見て“なんだこれは!?”という衝撃を受けたんです。これまで歌謡曲しか目にしたことがなかったので、これが僕にとって初めて触れたロックであり、バンドでした。それからはBOØWYに夢中になって、当時の僕は軟式テニス部だったので、テニスラケットを持って“布袋ごっこ”をしたりもしていて(笑)。ギターを初めて弾いた時の感動も、いまだに覚えています。そんな憧れの布袋(寅泰)さんに、新曲の『BE FREE』という曲を書いていただけたことは、ここまで頑張ってきたご褒美かもしれませんね。高校時代の僕に言っても絶対に信じないだろうけど(笑)」 ――今年7月のツアー「Naohito Fujiki Live Tour ver14.0~BE FREE~」のタイトル曲でもある『BE FREE』の制作秘話を教えてください。 「今回のツアーは原点回帰という思いがあり、僕にとっての原点と言えばBOØWYであり布袋さん。そこで新曲はサビにキャッチ―なワードがきてギターのビートサウンドが響く、そんな“BOØWYっぽい楽曲を作りたい”と思っていたんです。そこでディレクターから、『せっかくなら布袋さんにお願いしてみたらどうか』という提案があり、『無理だろうな』と思いながらお願いしたところOKをいただけて! 今までなかなかタイミングが合わなかったので、すごくうれしかったです」