矢作調教師もアメリカ仕様に!? ブリーダーズカップの裏話も徹底リポート/三嶋まりえ奮闘記
【三嶋まりえ奮闘記・第1回】
凱旋門賞取材のため向かったヨーロッパ出張から帰ると、「原稿見てたよ!」などなどいろいろな人から声をかけてもらいました。特に「奮闘記」の反響が大きくてびっくり。デルマーの滞在期間は7日とヨーロッパよりは少なめですが、アメリカでも続けていきたいと思います。BC編もぜひお付き合いください。 さて、現地時間火曜(29日)の朝は、追い切りを行った馬が多数で大忙し。この日の注目は、やはりBCクラシックの有力候補フォーエバーヤング(牡3・矢作)でしょう。 追い切りの様子については別の原稿を見ていただくとして、私には気になっていたことがあります。それは、矢作先生の帽子です。いつも帽子を身に着けていることから〝ハットマン〟の異名を持つ矢作師。フォーエバーヤングの追い切りが行われた現地時間29日は、なんとテンガロンハットをかぶっていたのです。「アメリカ仕様だ…!」と心の中でつぶやいたのは言うまでもありません。 早速、帽子の理由を尋ねると…。「やっぱりアメリカなので。普段はあまりテンガロンはかぶっていないんだけどね。アメリカっぽく、ウエストコーストらしく。アメリカはこっちの方がいいでしょ(笑い)。当日は変えるけどね」と理由を教えてくれました。 凱旋門賞のレース当日は、深い赤色の帽子をかぶって登場した矢作先生。ブリーダーズC当日もしっかり注目したいと思います!
三嶋 まりえ