バルセロナMFガビ、336日ぶりに戦列復帰 公式戦出場は昨年11月19日の代表戦以来
バルセロナのスペイン代表MFガビ（20）が11カ月ぶりにピッチに立ったことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が20日に伝えた。 【写真】ペドリにキャプテンマークをつけてもらうガビ ガビは20日にホームで5－1の大勝を収めたスペインリーグ第10節セビリア戦の後半38分に、観客からスタンディングオベーションを受け、ペドリからキャプテンマークを渡されながら途中出場した。これは実に336日ぶりの戦列復帰となった。 昨年11月19日にホームで開催された欧州選手権予選ジョージア戦で、スペイン代表の一員として先発出場するも、早い時間帯に相手選手のチャージで右膝を負傷。治療を受けた後にプレーを続行したが、ボールを胸でトラップした際に激痛を感じ、前半26分に負傷交代を余儀なくされた。 その後の検査で右膝前十字靱帯（じんたい）断裂および外側半月板損傷と診断され、全治8カ月程度と報じられた。しかし手術後、長きに渡ってリハビリに取り組むも予想より回復に時間がかかり、11カ月後のセビリア戦でようやくピッチに帰ってきた。 （高橋智行通信員）
