「訴えを取り下げた」松本人志の復帰に業界関係者が注意喚起…可能性が高いのはローカル番組だが
ローカル番組には出やすい?
週刊文春との性加害報道をめぐる裁判で「訴えの取下げ」という、事実上の白旗決着となったダウンタウンの松本人志。水面下でテレビ復帰を進めているという話が、テレビ業界人の間で交わされている。 【一覧】テレビ局「本当は使いたくないタレント」…ワースト1位は意外な大御所…! お笑い芸人出演の番組で多数仕事をし、芸人の自伝執筆にも関わったことがある関西のベテランディレクターによると、『探偵!ナイトスクープ』(大阪・朝日放送)での復帰の話が「訴えの取下げ」が公表された11月8日より前から聞かされていたという。 「大体1ヵ月前ぐらい、10月の上旬に朝日放送の方や、芸人の構成作家の人が話題にしてたんですが、裁判がどうなるにせよ、松本さんがテレビ復帰を強く求めていたとかで。どこまで本当かは分からないですが、松本さんは番組側に降板させられたわけではなく、自分で休業を決めたので、『復帰したいと言えば問題はないはずだ』という認識がある、という話を聞きました。 その時点では、裁判の決着が出るまでは起用しにくいというテレビ局の事情があるので、唯一、やりやすいのがローカル番組だということでした」 『探偵!ナイトスクープ』は、関西ローカルの番組で、大きなスポンサーが付いていない番組。スポットCMのスポンサー企業ならば反発は低いため、朝日放送がゴーサインを出せば出演は可能と見られている。朝日放送は、松本が審査員を務めていた人気番組『M-1グランプリ』も制作しており、松本の希望に沿って動いてもおかしくはない。 しかし、その後の「訴えの取下げ」で「状況が変わっているところもある」と前出ディレクターは指摘する。 「裁判が和解とかで終わったら違っていたんでしょうけど、訴えの取り下げっていう“負け”が出されちゃった。世間でも、会見を開けとか、テレビに出すな、とか、松本さんが敗訴したと見る意見がたくさん出ていて、そうなると、出演に対しては大きな反発が予想されます。いくらローカル番組とはいえど、復帰させるタイミングを見なきゃいけなくなっています」