「頑張ってきて良かった」35歳で初のベストイレブン受賞、広島のキャプテンDF佐々木翔は優勝逃した思いを来季へ「タイトルを獲りに行く」
『2024 Jリーグアウォーズ』が10日に催され、サンフレッチェ広島のDF佐々木翔がJリーグベストイレブンに輝いた。 ヴァンフォーレ甲府から広島に加入して10シーズン目を迎えた佐々木。チームのキャプテンを務めた35歳は、明治安田J1リーグで36試合に出場し3得点を記録。2位でシーズンを終えた広島の守備を支え、自身初のベストイレブン受賞となった。 アウォーズ後、記者会見に臨んだ佐々木は、35歳での初受賞の感想を聞かれ「この歳になってこの賞をいただけるとは思っていなかったので、頑張って来てよかったなと。素直に嬉しいです」と喜びを露わにした。 2022年、2023年と2年連続で優秀選手賞を受賞しながらもベストイレブン受賞はなかった佐々木。新スタジアムで迎えた1年目のシーズンを振り返り、悔しい思いが強いと素直な心境を語った。 「結果としては非常に悔しいですし、このスタジアムができて1年目で優勝できるということが1番僕たちにとって素晴らしいストーリーだったので、そこを達成できなかったことが非常に残念です」 一方で、自身はキャリア最多タイの3得点と攻撃でもチームを牽引。チームとしても72得点を記録し、2位の川崎フロンターレに6得点差をつけることとなった。 昨シーズンから30得点もゴールが増えた要因については「得点だったりに関しては、選手1人1人のストロングポイントをどれだけ自分たちが出せるかにこだわってやってきたので、そういったところが得点が増えた要因かなと思います」とコメント。「来季は今年非常に悔しい思いをしたので、タイトルを獲りに行きたいです」と、改めてタイトルへの思いを語った。
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