ジャイアンツの若手ホープは? 巨人、来季のブレイク候補(2)ショート争いに名乗り?
今季は日本シリーズ進出こそ逃したが、4年ぶりのリーグ優勝を果たした読売ジャイアンツ。主力選手やベテラン選手の活躍が光り、守り勝つ野球で王座奪還を達成した。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる巨人の選手を紹介する。
中山礼都
投打:右投左打 身長/体重:182cm/82kg 生年月日:2002年4月12日 経歴:中京大中京高 ドラフト:2020年ドラフト3位 今季の終盤戦に躍動した中山礼都も、ブレイクが期待される選手だ。 中京大中京高では髙橋宏斗(中日)とともにプレーし、2020年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。将来の正遊撃手として期待を受けた。 一軍出場を果たしたのは、高卒2年目の2022年。同年は主に遊撃手として50試合に出場したが、打率.198、3打点、3盗塁の成績に終わった。 翌2023年は開幕一軍を勝ち取った中山だが、78試合に出場するもスタメン出場は28試合。同年は打率.239、3打点、5盗塁の成績だった。 そんな中、今季は後半戦から一軍で存在感を発揮。9月7日のDeNA戦では9回に代打で出場すると、値千金の同点打を放って勝利に貢献した。 同29日のヤクルト戦では、3安打を放って猛打賞を記録。最終的には67試合に出場し、打率.318をマークした。 DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)では吉川尚輝の離脱もあり、二塁手として出場。第5戦では決勝点となるプロ初本塁打を放つなど、チームの打撃陣が不調の中で存在感を放っていた。 門脇誠や泉口友汰といったライバルの中で、中山は競争を勝ち抜けるだろうか。
ベースボールチャンネル編集部