新潟に残る爪痕 地震と津波と液状化…育った家は「全部撤去」 【能登半島地震】
■傷ついた学校に帰ってきた笑顔
生活、そして商売にも大きな被害を出した液状化。ビジネスホテルを経営する勝島さんは、建物の修復や建て直しを目指し、経営は続けようと決断しました。 勝島猛さん 「前向きに動き始めた1か月。決断するのにかかった1か月ですね」 「私より母の方がため息から立ち上がるのが早かった」 母・テルさんの「頑張るしかないね」という声に、「頑張るしかないね。動き出したんだからやりましょう」とこたえた勝島猛さん。 いまだ先が見えない現状。それでも、支援の輪が広がっています。 ボランティアに訪れた人 「中越地震ですごく大変な思いをして、生きていけないほど私も被災したんですけれど、その時に全国から助けていただいて、何とかお手伝いしたいということで思います」 「スクワットとかをやっていて、こういうのは慣れているので。元通りに近づいてほしいな」 地震で傷ついた学校にも子どもたちの笑顔が戻ってきました。被災地は少しずつ動き出しています。
(※2024年1月28日放送 テレビ新潟「能登半島地震1か月 1.1証言を追う 検証・津波警報 その時、どう動く」を再編集しました)