無理して高級ダウンジャケットを買って後悔する人たち 「他のアイテムがしょぼくてダウンだけ浮いてしまう」「クリーニング代が想定外に高かった」、一点豪華主義のワナ
焚き火をしていたら裾が焦げて…
それでも着用できていればまだマシだ。Oさん(50代/男性)は、あることがきっかけで、ダウンにお金をかけるのはやめたという。何があったのか。 「冬休みに家族で観光牧場を訪れた際、寒さに凍えていたら焚き火コーナーがあったんです。子供は焚き火を見るのが初めてで、『あったか~い』と大喜びでしたが、火に近づきすぎないように注意していたら、自分のダウンの裾が焦げて穴が開き、羽毛がパーっと飛び散って……。不幸中の幸いで火傷はしませんでしたが、7万~8万円もしたダウンがパーです。 以前、まだ飲食店でタバコが普通に吸えた時代、居酒屋でダウンを壁のフックに吊るしていたら、知らない客のタバコが触れて穴を開けられたこともありました。2度の苦い経験で完全に懲りて、それ以来ダウンにお金をかけるのはやめました」 たかがダウン、されどダウン。せっかく高価な買い物をするのなら、後悔しないように気をつけたい。