両側乳房切除手術を拒否…ステージ4乳がんと闘う、米司会者が医師の忠告に従わず後悔した理由「振り返ってみると、やっぱり受けるべきだったかもしれない」
予防のための両側乳房切除手術を受けないと選んだ自らの決断について擁護した、元MTVの司会者、アナンダ・ルイス。 【動画】「一人でもマンモグラフィーを受ける決断をしてくれたら…」乳がんと闘うアナンダ・ルイスが訴えかける映像 先月、アナンダはステージ3の乳がんを治療するために、手術を勧める医師のアドバイスに反して、薬物と放射線治療に加えてホメオパシー療法で治そうと決断したことを明かし、批判の的となっていた。その後、がんはステージ4に進行している。 10月16日のラジオ番組『Soulibration』で、アナンダはこう反論した。「もし違う選択をしていたら、なんて過去を悔やむ時間は無駄。そんなんじゃ今を生きることなんてずっとできない。私は後悔に時間を費やすつもりはない」 「人々が私を理解できないのもわかる」 とアナンダは続ける。「みんなそれぞれ違う意見を持って当然」 アナンダが自身のがんについて語ったこと、医師がすべての患者に伝えたいことを、ここでアメリカ版ウィメンズヘルスからシェア。
アナンダ・ルイスが患うがんとは?
アナンダは現在、ステージ4の乳がんと闘っている。彼女はステージ3の乳がんと診断されたことを2020年にインスタグラムの投稿で公表し、放射線の被曝を恐れて長年マンモグラフィーを受けてこなかったことも明かした。 だが、最近のCNNの円卓討論で、アナンダは乳がんと診断された後に医師に勧められた両胸の切除手術をあえて拒んだことを打ち明けた。 「初めは、体内の過剰な毒素を排出することが私の計画だった。体は賢い、高い知能を備えている。私はそれが真実だと知ってる。私たちの体は見事に創られている」とアナンダ。「だから、腫瘍はそのままにして、別の方法で取り除こうとした」 こうしてアナンダは、薬や放射線治療に加えてホメオパシー療法を取り入れることを決め、睡眠や食事の質にも意識を向けていた。だが昨年、がんが転移していることが判明したという。 今では自分の治療の選択を後悔しているというアナンダ。「振り返ってみると、やっぱり両胸の切除手術を受けるべきだったかもしれない」 「リンパ系機能がかなり悪化した」とアナンダ。「その時、初めて死というものと向き合った。ああ、こういうものなんだなって、実感したから」