【エリザベス女王杯】サンデーレーシング・吉田俊介代表「見事すぎてびっくり」
2022年ジェラルディーナ、23年ブレイディヴェーグに続く3連覇に、馬主の(有)サンデーレーシング・吉田俊介代表(50)は「本当に強かったですね。見事すぎてびっくりしました」と満面の笑みだ。「長い休みからエリザベス女王杯を勝てるまでに状態を戻してくれたみんなに感謝ですし、ジョッキーもいいレースをしてくれました」。クラブの規定で来春の引退が決まっており、ここを大目標としてきた。今後は決まっておらず、「引退までどう行くのかを考えたいと思います。本当に考えていなかったので…。うれしい悩みですね」と話した。 生産者のノーザンファームも3連覇。「王道の競馬でした。不利なくスムーズで、強かったです」とは中島文彦ゼネラルマネジャー(56歳)だ。母ローザブランカは現2歳のブルーミングローズ(牝)を産んだのを最後に繁殖牝馬を引退。「この血統ですし、繁殖としても大きな期待をかけています。ですから、きょう勝ててホッとしました」と喜びをかみしめていた。