行列のできるクリームドーナツ! 「PARK STORE(三軒茶屋)」には美味しいスイーツと地域への愛があふれていた
生地にもクリームにもこだわって、思い出を彩る味わいに
PARK STOREのドーナツは、すべてお店で作るできたての品。目を引くキッチンカーの中にはドーナツを揚げるフライヤーが、ウッド調の店内には美味しい生地を作るための発酵機や攪拌機が隠れています。「お店のドーナツは、大きさやたっぷりの量のクリーム、生地のふわふわ感に特にこだわっています。製造工程の一つ一つをパティシエが細かく管理していて、その日の天候や気温によって発酵の時間を変えているんです。見た目は結構ボリューミーなのですが、パクっと、軽く食べられる味わいになるよう工夫しています」揚げたてのきつね色のドーナツの中にクリームが絞られていく様子は、見ているだけでお腹が空く光景。代表の相良さんは、お店のスイーツについて”質の高さ“を重視していると話してくれました。「ドーナツに使うチーズクリームには、CHILKと同じ、こだわって選んだ北海道産の生クリームやバターを使っています。最後のひと口までさっぱりと楽しめるように、自家製のサワークリームも合わせました。三軒茶屋、世田谷公園でのドーナツタイムを至福のひとときにするために、品質には一切妥協せず作っています。話題性にとどまらない本当に美味しいスイーツを提供することによって、この地域に継続的に足を運んでくれる人を増やしたいです」※通常はキッチンカーの窓を閉めて製造しています
三軒茶屋の魅力を世界に広めるために
取材に伺った午前中、まだお店がオープンしていない時間帯にも、終始地元の小さなお子さんやご家族から「また買いに来るね」と声を掛けられていた姿が印象的でした。すでに地域に愛されているこのお店は、今後どのような夢を描いているのでしょうか? PARK STOREでも販売されている本店の人気スイーツ『CHILK(アールグレイ)』※5月末まで提供予定「まずは、CHILKを中心としたスイーツの販売を海外にも拡大していきたいです。CHILKの瓶には、三軒茶屋の名前をプリントしています。実際に一昨年から香港でも販売していて、商品を食べたお客さまが本店のカフェに足を運んでくれることもありました。“三軒茶屋”の文字がプリントされた瓶PARK STOREのドーナツも、私たちが美味しさを追求することで、お店のある世田谷公園周辺に訪れる人が多くなると考えています。現在は三軒茶屋にあるいろいろなお店と一緒に街を盛り上げていく計画も立てており、地域全体で協力しながら、このエリアの魅力をもっと世界に広めていきたいです」「PARK STORE」の大家さんインタビューの最後には、店舗の大家さんも登場し、地域のつながりを感じる一幕も。世田谷公園の前で、今日も美味しいドーナツと温かな笑顔が生まれ続けています。 About Shop PARK STORE 東京都世田谷区池尻1丁目7-2 営業時間:12:00-18:00 定休日:なし 公式Instagram:@parkstore_cafethesunliveshere
ウフ。編集部 磯部美月