「ルーニーはイングランド史上最も軽視されているサッカー選手」 多才だった“超万能ストライカー”はもっと評価されるべき選手か
シュート、パスなどなんでもできた
イングランド代表、そしてマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるウェイン・ルーニーはもっと評価されるべき選手だろうか。 [動画]体型はすっかり変わったが…… 9月のレジェンドマッチで見せたルーニーの超絶FK ユナイテッドで公式戦559試合で253ゴール139アシストをマークし、イングランド代表では120試合で53ゴールを記録していたルーニー。今ではハリー・ケインに記録を更新されたが、イングランド代表歴代最多得点記録保持者だった。そんなルーニーが過小評価されていると語ったのがワトフォードのエースとして活躍したトロイ・ディーニー氏だ。 「ウェイン・ルーニーはイングランド史上最も軽視されているサッカー選手かもしれない。人々はウェイン・ルーニーがいかに素晴らしい選手だったか、そして今もそうであるかを知らない。コール・パーマーやジュード・ベリンガムについて、今、みんながどう言っているか知っているだろう……ウェインは何でもできるんだ。彼はゴールを決め、ほとんどの選手よりも強く、素早く、タックルもした。18歳のとき(EURO2004で)、彼はリリアン・テュラムに挑んでいたんだ!」(『The Stomping Ground』より) これにはユナイテッドでチームメイトだったラヴェル・モリソン氏も同意し、「彼(ルーニー)は間違いなく、間違いなく、イングランド史上最高の選手だと思う」と語り、ルーニーがいかに凄い選手だったかに言及した。 イングランド代表では「黄金世代」のストライカーとしてプレイしていたが、タイトルには縁がなかったルーニー。しかしルーニーはディーニー氏が言うようになんでもできた。9番や10番だけではなく、ウイングや中盤までこなすことができた。シュートやパス、ゲームメイクなどはもちろん、スピードやフィジカル面でも天賦の才能をルーニーは持っていた。 「超万能ストライカー」として歴史に名を残すレジェンドであることは間違いないが、ディーニー氏が言及しているようにもっと高い評価を受けてもいい選手の1人なのかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部