猛暑で心配も「今年も例年並みに」 国分センリョウはさみ入れ式
南日本放送
正月飾りの縁起物に使われる「センリョウ」の収穫が霧島市で始まっています。 冬に赤く美しい実をつけるセンリョウ。正月飾りの縁起物用として、この時期に収穫が始まります。 鹿児島県霧島市の国分センリョウ生産振興会は、生産者15人で栽培面積2.5ヘクタール、6万本を栽培しています。 26日のはさみ入れ式には、霧島市の中重真一市長も参加し、関係者が次々にはさみを入れ、収穫を祝いました。 生産振興会によりますと、今年は暑さが長引いた影響で成育が遅れ、心配したということですが、例年並みの数量が確保できそうと胸をなでおろしていました。 (国分センリョウ生産振興会 佐々木利則会長)「台風とかあったが、例年並みにできた。(競りに)間に合うか心配していたけど、何とか間に合うのではないかと思っている」 (霧島市 中重真一市長)「今年も国分センリョウ、実つきがいいいので、新年の祝いを国分センリョウとともに祝って頂ければ」 収穫したセンリョウのほとんどは、来月、鹿児島市で開かれる競りにかけられるということです。
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