「たくさんお金を使わせちゃいましたけど...」横浜FC指揮官がファンに感謝。最終節で掴んだJ1昇格「本当に難しいこの3週間だった」
「選手が崩れず1つになって、チーム一丸でやれた結果」
横浜FCは11月10日、J2最終節で山口と敵地で対戦。引き分け以上でJ1自動昇格圏内の2位が決まる一戦は0-0のスコアレスドロー。貴重な1ポイントを手にし、J1への切符が舞い込んだ。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! 試合後のフラッシュインタビューで、四方田修平監督は「今日も苦しかった」と切り出し、次のように心境を語った。 「終盤戦は本当に厳しい結果と、自分たちにとっては本当に難しいこの3週間だったんですけど、選手が崩れずに1つになって、出られない選手も含めて、チーム一丸でやれた結果、最後、J1昇格を掴み取れた」 20戦負けなしで迎えた35節・仙台戦から“勝てばJ1昇格”の試合が続いたが、いずれも失敗。仙台に0-3で敗れ、岡山に2-4で完敗、前節の栃木戦は0-0だった。 そして最後の山口戦もスコアレスドロー。ラスト4試合は2分2敗で白星なし。それでも38試合の積み重ねの結果、2位でフィニッシュした。 指揮官は「去年の悔しさと、降格したにもかかわらず、ずっと後押ししてくれた」とファン・サポーターへの感謝を伝える。 「また1年でJ1昇格することで、なんとか恩返しをしたい一心で、選手、スタッフみんなで頑張ってきた。最後、すんなり決められずに、たくさんお金を使わせちゃいましたけど、本当に申し訳なかったですけど、サポーターとともに最後は良い思い出になったと思います」 苦しんだ末のJ1昇格。その喜びを噛みしめた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部