イラン 司令官追悼式典中に爆発…100人以上死亡 地元当局「テロ攻撃だ」
イランで3日、4年前にアメリカ軍に殺害された革命防衛隊の司令官の追悼式典中に爆発があり、100人以上が死亡しました。地元当局は「テロ攻撃だ」としています。 地元メディアなどによりますと、イラン南東部で3日、爆発が2回あり、これまでに103人が死亡、140人以上がケガをしました。 現場では、2020年にアメリカ軍によって殺害されたイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の追悼式典が行われていて、数百人が集まっていたということです。 地元当局は「爆発はテロ攻撃によるものだ」と述べ、捜査を続けるとしています。これまでに犯行声明などは確認されていません。 先月末にはイスラエル軍のシリアでの攻撃で、革命防衛隊の幹部が死亡していて、イラン側が報復を示唆するなど、緊張が高まっています。