投資家にも経営者にも広がる「配当金至上主義」の落とし穴
配当金を増やすことが本当に株主にとってよいことなのか?(イメージ写真:jessie/PIXTA)
株式投資で得られる利益はキャピタルゲイン(値上がり益)とインカムゲイン(配当金)の2つです。 以前は配当金よりも、値上がり益を重視する個人投資家のほうが圧倒的に多かったですが、最近は配当金重視の個人投資家がかなり増えてきたように思います。それに並行して感じるのが、経営者側も配当金を強く意識しているという点です。株主への還元策として「配当金を増やすことで報いる」と回答する経営者は多いのです。 しかし、配当金を増やすことが本当に株主にとってよいことなのか、個人的には疑問です。最近強く感じる「配当金至上主義」に対して、落とし穴はないのか。個人投資家として配当金にどう向き合えばいいかを考えてみたいと思います。
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足立 武志