【RISE】白鳥大珠と中野椋太がバチバチの対抗意識「隣のヤツとは違う」(中野)「だったら俺とやればよかったんじゃないの?」(白鳥)、麻火佑太郎は世界王者コリンズに「勝つ自信しかない」
■白鳥と中野が不穏な空気に
麻火の独特なスタイルをどう見ているか、対応できる自信があるかと聞かれたコリンズは「今まで戦ってきたファイターはそれぞれがユニークなファイターだったと思っている。明日の対戦相手は特にスピード、そしてサウスポーであるところがとてもユニークだと捉えています。。しかし、私はサウスポーの相手が得意だし、世界でベストなサウスポーの相手を倒してきたので自信がある。そして、私はどんな試合でもゲームのプランを作って、それを信じて遂行していくということをしてきたので、明日もそれをしていくだけです」と、対策は万全だと答えた。 日本人3選手には、トーナメント出場選手に選ばれる上で誰を意識しているかとの質問。白鳥は「原口選手に関してはずっと言っている通り、やり返す気持ちがあるので意識しています。あと、ここにいる2人は明日の試合を見てみてかなと思っていますね。自分も内定となっていますけれど、自分は査定試合のつもりで挑むので気持ちは変わらないです」と、出場が決まっている原口健飛を最も意識しているとし、あとの2人は明日の結果次第とした。 するとここで中野が「僕は査定試合とか温い試合はしないので、ソンヒョンとしっかり決着をつけて生き残ってトーナメントに参戦します。隣のヤツとは違うので」と、隣にいた白鳥を指差した。 それはどういうことかと聞かれた中野は「(白鳥は)ソンヒョンにも負けているし、ベルトも持っていないしって感じなので。まあ、明日僕がしっかりソンヒョンを倒して全員しばくって決めているので楽しみにしといてください」と、白鳥が内定とされていることが気に入らない様子。 これに白鳥は「ソンヒョンに負けていると言いましたけれど、俺がこの間勝ったペトルに(中野は)負けているからね。だったら9月、俺とやればよかったんじゃないのって思うけれど。まあ、明日の相手は違いますからね。いつかしばきますよ」と返答した。 不穏な空気を漂わせた2人とは別に、麻火は「右にいる2人とはキャラが違うのであまりイケイケな発言を僕はしないんですけれど、原口選手がいま日本人トップと言われていて、ペットパノムルン選手は原口選手に3回勝っていて。その中で原口選手を目指していると言うのは違うと思うので、そこはしっかりペットパノムルン選手に勝ったチャド・コリンズ選手に勝つことで僕の価値が上がると思う。トーナメントや査定試合は関係なく、明日の試合に全てを懸けて勝ちたい」と、コリンズ戦に全てを懸けていると答えている。 またコリンズには、前回のミゲール・トリンダーデ戦の敗因と、どこを強化して戻って来たかとの質問が飛び、「どんな素晴らしいファイターにも負けはつきもの。個人的な楽しみはいかにカムバックするか。明日はその姿を見せます。私は63.5kgの王だと思っていますが、65kgでも自分の実力を十分に見せられると考えています」と語った。
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