身体表現を「写真集」に、ミュージカル界に新たな「正解」を生み出す小南満佑子【インタビュー】
■「大河ドラマや時代劇にも挑戦してみたい」
──今後の目指すところを知りたいです。 ミュージカル女優は舞台一筋、アーティストさんだったらアーティストさん、ダンサーだったらダンサーさんと、日本はまだまだ海外に比べてカテゴライズされがち。この10年ほどでミュージカルブームと言われてミュージカルの裾野も広がってきているとは感じますが、実際のところはまだまだ。 昔から「あらゆるジャンルに対応できるように」と、ダンスに声楽、お芝居と色々勉強させてもらってきた主軸はあるので、これからはいち表現者として、何でもトライしていきたいと思っています。それこそ大河ドラマや時代劇にも出たい。黒髪やピアスをこのために守り続けてきた、といっても過言ではないので(笑)是非挑戦してみたいですね。 ◇ 決められたレールや「カテゴライズ」という枠組みを飛び出し、歩みはじめたひとりの表現者・小南満佑子。今回の写真集発売の裏側には、そんな彼女の大きな野望があった。必至の努力を重ねてきたからこそ咲く花は一段と輝いて見える、これからも人々が「アッ」と驚くような新世界を作っていってほしい。 写真集『Luce』は全国の書店やオンラインサイトなどで発売中。