イ・ミニョンが2年ぶりツアー7勝目 1打差2位に畑岡奈紗と岩井明愛
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 最終日(20日)◇マスターズGC(兵庫)◇6506yd(パー72)◇曇り(観衆5559人) 【画像】全盛期のイ・ボミが今のツアーで戦ったら…? 首位から出たイ・ミニョン(韓国)が4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算14アンダーで今季初優勝を飾った。2022年「北海道meijiカップ」以来の通算7勝目で生涯獲得賞金は5億円を突破。今季国内ツアーで30代での優勝(32歳)は初めてとなる。 イは後半14番から2連続バーディ奪うなど首位をキープし、グリーン左奥に外した16番ではアプローチミス後の4打目でチップインパー。17番(パー3)もグリーン右のバンカーからパーを拾う粘りを見せて逃げ切った。 優勝スピーチでは、今季30代の優勝者がいなかったことを「きのう分かった」と明かし、「黄金世代、ダイヤモンド世代、いろいろな世代に負けていた。私の優勝を見て、30代の選手たちに力をあげたい」と笑顔で話した。 最終組の1組前から3打差を追った畑岡奈紗は、前半3番でダブルボギーを喫したものの5バーディ「69」と追い上げ、岩井明愛と並ぶ通算13アンダー2位で今季国内ツアー初戦を終えた。 通算10アンダー4位に岩井千怜、内田ことこ、桑木志帆の3人。年間ポイントレース2位で2週連続優勝がかかっていた山下美夢有は、最終18番でダブルボギーを喫するなど「73」とスコアを落として通算9アンダー7位。 棄権した8月「ゴルフ5レディス」以来の出場となった元賞金女王の鈴木愛は、アマチュアで吉田優利の妹の吉田鈴らと同じ1アンダー40位で終えた。
<最終成績> 優勝/-14/イ・ミニョン 2T/-13/畑岡奈紗、岩井明愛 4T/-10/内田ことこ、岩井千怜、桑木志帆 7T/-9/木戸愛、ペ・ソンウ、野澤真央、小林夢果、山下美夢有