ドワーフスタジオが贈る「こまねこのかいがいりょこう」4本立てで10月に公開
「どーもくん」やNetflixオリジナルシリーズ「リラックマとカオルさん」のドワーフスタジオが贈る映画「こまねこのかいがいりょこう」が、10月25日より東京・新宿バルト9ほか全国で順次公開される。 【動画】こまちゃんの成長をつづる「こまねこのかいがいりょこう」予告編はこちら 2003年に誕生した「こまねこ」は、こま撮りをする物作りが好きな猫の女の子“こまちゃん”の日常を描くドワーフスタジオのオリジナル作品。新作の「こまねこのかいがいりょこう」では、初めて海外旅行に出かけることになったこまちゃんの友情と成長がつづられる。同作は短編で、「はじめのいっぽ」「こまとラジボー」「ほんとうのともだち」とともに、計50分のプログラムで上映されるという。 監督を務めるのは、こまねこの生みの親でありドワーフスタジオ代表の合田経郎。合田は「ウクライナからぬいぐるみを抱えて避難する子どもの映像を見たことをきっかけにして生まれた短編アニメーションで、ころころと変わる気持ちの表現にこだわって作りました」とコメントしている。プロデューサーの木梨綾乃は「大事に受け継いできた人形、美術セットを修復し、当時のスタッフを再集結して、また新しく命を吹き込むことができました」と伝えた。 このたび解禁されたポスタービジュアルには、右手に航空券、左手に旅行カバンを持ったこまちゃんの楽しげな姿が。YouTubeで公開中の予告編には、こまちゃんが初めての海外旅行に大はしゃぎする様子や、涙を浮かべるさまが映し出された。なお8月30日に、オリジナルスマホ壁紙が特典となるムビチケ前売り券(オンライン)が発売。同日より「チェキ付きムビチケ」も販売される。さらに入場者プレゼントとして「いつも こまちゃんといっしょ!クリアキャラスタンド」が数量限定で配布されることも明かされた。 ■ 合田経郎 コメント 20年続けている「こまねこ」シリーズの最新作。子どもにとって手放せないものは、大人からすると「いつか手放さなければいけないもの」に見えるようで…。ウクライナからぬいぐるみを抱えて避難する子どもの映像を見たことをきっかけにして生まれた短編アニメーションで、ころころと変わる気持ちの表現にこだわって作りました。 ■ 木梨綾乃 コメント こま撮りする“ねこ”「こまねこ」が誕生して20年。20周年を記念して制作された本作は、撮影現場をまるごと展示する公開撮影で制作しました。20年前、こまねこ誕生の際に来てくださった、かつての子供たちは大人になり、当時「こまねこ」をアート作品として親しんでくださった学生さんは親になり、今回の展示には子供と一緒にこまねこに会いに来てくれました。色褪せない手法、こま撮りで制作されている本作は、当時から大事に受け継いできた人形、美術セットを修復し、当時のスタッフを再集結して、また新しく命を吹き込むことができました。こまちゃんの心の成長を一緒に感じてみませんか。 (c)dwarf・こまねこフィルムパートナーズ (c)dwarf