上村洋行調教師が調教師バッジ偽造&使用で過怠金50万円の制裁 落とし物の届け出から判明
JRAは9日、上村洋行調教師(51=栗東)に過怠金50万円の制裁を科したことを発表した。 10月26日に東京競馬場で調教師記章(バッジ)の拾得物が届け出られたことからJRAが確認したところ、刻印されていた管理番号から上村師のものと判明。しかし、本人が別の記章を着用していたことから事情を確認した結果、紛失防止のため業者に依頼して記章の偽造品を作製し、使用していたことを認めた。 この行為は、立ち入り禁止区域への不正な侵入を目的としたものではないものの、ルールを遵守すべき調教師としての注意義務を著しく欠くものとして、過怠金50万円の制裁が決まった。 上村師は1992年に騎手としてデビュー。通算570勝をマークした後、2018年に調教師免許試験に合格し、19年に開業。今年の大阪杯をベラジオオペラで制し、初のGI制覇を果たしていた。
東スポ競馬編集部