さらなる高みを目指す、竜のスラッガー・細川成也 2年目のジンクスより気になるものとは?
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8年ぶりの単独首位!
足が地に着かない1週間だった。そりゃそうだ!2敗1分と、"こりゃ、またアカンのかぁ…"と思えたスワローズとの開幕カード。そこからだった!地元バンテリンドームに戻ってのジャイアンツ3連戦を勝ち越してから、敵地マツダスタジアムに乗り込み、ハマスタへ移って、そして再びバンテリンドームに帰っての8試合はすごかった!連勝は止まったものの8年ぶりとなる単独首位に立つなんて、だれが思ったことでしょう!(オレは信じていたよ!という声がいっぱい聞こえてきそうですが笑) タイガース戦が終わって、セ・リーグ各球団と一回り終了。ここからリスタートする戦いが始まるわけだが、今年の竜は去年までとはひと味違うという戦いを是非とも続けて欲しいと願いたいものです、ハイ! さて、今週のサンドラは今季5番を任されている細川成也外野手の特集。2023年大ブレイクした竜の主砲。しかし開幕カードのスワローズとの3連戦で快音が響かず、思いもしなかった不振で始まったドラゴンズ2年目のシーズン。その時、何を思い、何を感じたのか?細川選手がその胸中を明かした。
泥沼の18打席ノーヒット
4月2日、舞台はバンテリンドーム。開幕カードのスワローズ戦を2敗1分と未勝利に終え、迎えた地元本拠地でのジャイアンツ戦。 同点のまま迎えた11回裏の攻撃、重苦しい空気は細川成也選手の一振りで払い除けられた。チームの初勝利を手繰り寄せる劇的なサヨナラホームラン。勝利の立役者となった細川選手だが、その裏でもがき苦しんでいた。開幕から18打席ノーヒットと大不振。 細川選手「素直に苦しかったですし、自分の中で焦りもありました。このまま打てなかったら、スタメンで出られなくもなるだろうと考えました」 まるで抜け出せない泥沼にはまっているようだった。