ジェイ・Zもついに… 親友ディディとの共犯疑惑で訴えられる
ジェイ・Zは潔白を主張
ディディの共犯として訴えられたジェイ・Zは、断固闘うつもりだ。すぐにロック・ネイションを通じて声明を発表し、自身の潔白を主張すると同時に、バズビー弁護士を脅迫・恐喝で非難している。いわく「バズビーさん、どうしてあなたがこんなにもひどい人間になってしまったのか私には全く分からないが、あなたのような人間を何度も見てきたことは確かだ。あなたのような人間と対決する準備は十分できている。あなたは海兵隊員だとでも言っているのか?! 海兵隊員は勇敢さで知られているが、あなたには名誉も尊厳もない」とバッサリ。さらに自身の子どもたちが世間から好奇の目に晒されると懸念し、子どもを傷つける行為は民事裁判ではなく、刑事裁判で裁かれるべきと強く主張した。
実はバズビーが起こした訴訟の多くが、原告が名前を出すことを拒否したために大陪審にかけられることなく消滅しているのだが、13歳だったジェーン・ドゥの主張に関しては、匿名で続けるに十分な理由があると裁判官が判断している。バズビーが告訴状を提出した時点ではセレブリティAとセレブリティBは、同時期に彼から督促状を送られていた。
督促状というのは、調停を目指して弁護士がクライアントに代わって対立関係にある相手方に送る書状のこと。対立する両当事者間の紛争の概要を説明し、手紙の受信者に特定の行動を取るか、解決を要求する正式な通知。多くの場合の解決法は和解金の支払いで、相手が一定の期日までに支払わない場合は法的措置を取る可能性があることを督促状に記載することができる。法律の専門家によると、起訴状を提出する前に出すのは一般的なことのようだ。ところがジェイ・Zは、督促状は大金をゆすり取るためと感じたようだ。11月下旬には彼の代理人を務めるエマニュエル・クイン法律事務所がトニー・バズビーを恐喝罪で告訴している。
訴訟ビジネスの一環?
訴状によるとバズビー弁護士が有名人に対して根拠のない、捏造された申し立てを行い、大金を支払わなければメディアに氏名を公表すると脅したとのこと。犠牲者120人の代理人としてメディアに注目されて以来、この方法で手にした大金でバズビー弁護士が贅沢三昧な生活を送っているともエマニュエル・クイン法律事務所の弁護士は指摘していた。ディディの被害者のために立ち上がった弁護士が実際は、被害者を利用して大金を手に入れようとしていると糾弾したのだ。