「彼は勝負師。思い切って采配を」西武退団の渡辺久信監督代行、後任の西口文也監督に期待
西武は9日、楽天との今季最終戦の試合後に仙台市内で会見を開き、渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)兼監督代行(59)が退団すると発表した。成績不振のため休養中の松井稼頭央監督(48)も退団。後任は西口文也2軍監督(52)が昇格することも発表された。 ■戦力外選手、および引退発表選手はこちら【一覧】 渡辺監督代行は5月に休養に入った松井監督の後を受けて指揮を執ったが、チームは3年ぶりの最下位。渡辺監督代行は「自分はGMも兼任している。責任を自分の中でしっかり受け止め、けじめをつけるべき時だなと思い退団を申し入れた」と明かした。 西武一筋で182勝を挙げた元エースの西口2軍監督が昇格して、常勝軍団再建のタクトを振るう。渡辺監督代行は「指導者のスキルもだいぶ上がってきてます。何より彼は勝負師。思い切って采配を振るってほしい」と託した。
西日本新聞社