九州実業団毎日駅伝3年ぶりの優勝とニューイヤー駅伝 王座奪還目指して 旭化成陸上部
ニューイヤー駅伝の出場権をかけた九州実業団毎日駅伝が、11月、大分県で開催されます。 こうした中、旭化成陸上部が、10月、最終合宿で調整にあたりました。3年ぶりの優勝を目指し、選手たちが闘志を燃やしています。 【写真を見る】九州実業団毎日駅伝3年ぶりの優勝とニューイヤー駅伝 王座奪還目指して 旭化成陸上部 ■みんなが『ニューイヤー駅伝を走りたい』という強い意志が伝わるチーム 駅伝日本一が決まるニューイヤー駅伝の出場権をかけた九州実業団毎日駅伝。 今年の大会ではコースが北九州市から大分県佐伯市に変更になることから、今月、旭化成陸上部はコースの試走とニューイヤー駅伝の選手選考を見据えた最終合宿を実施しました。 (旭化成 西村功監督) 「今回、駅伝コースが変わるということで、2チームエントリーしまして、お互いに競わせて、今度の九州実業団駅伝はチーム内でも熾烈な争いというか、(ニューイヤー駅伝に向けた)選考レースになるかなと思っています」 「九州実業団毎日駅伝」で最多の優勝回数を誇る旭化成ですが、去年の結果は惜しくも2位。 「ニューイヤー駅伝」でも2020年を最後に、日本一を逃していて、今年こそ優勝を果たそうと、日々、練習に熱が入っています。 入部10年目で中心メンバーの村山謙太選手は。 (旭化成・村山謙太選手) 「去年はチーム状態もよくなく、チーム2位という結果だったんですが、今年はAチームだけでなく、みんなが『ニューイヤー駅伝を走りたい』という強い意志が伝わるチームとなっていますので、毎日駅伝でしっかり優勝目指して弾みにして、ニューイヤー駅伝ではしっかり王座奪還出来るよう頑張りたい」 ■3000mトライアルを好タイムで優勝 手嶋杏丞選手(小林市出身) 合宿はあいにくの悪天候。 そんな中でもメンバー入りを目指し、ひときわ燃えていたのが小林市出身の手嶋杏丞選手です。 宮崎日大から明治大学に進学した手嶋選手は箱根駅伝でエースとして活躍し、3年前、旭化成陸上部に入部。 しばらくケガと病気で本来の走りが出来ない状況が続いていましたが、9月の3000メートルトライアルではチームの主力選手を抑え好タイムで優勝! 復調の兆しがみえてきました。 (手嶋杏丞選手) 「このチームは強すぎて、なかなか3年間走れなかったのですが、やっと9月から走り始められたので、このままうまく流れれば、今後、結果が狙えると思うので、やっと走れてきたという感じですね」