イエローカード未経験! なでしこ長谷川唯が語る守備のこだわり「ファウルしたら負けた気持ちになる」【パリ五輪】
「自分の間合いを持っておくのは、すごく大事」
日本女子代表のMF長谷川唯が、TBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」にVTR出演。守備のこだわりを語った。 【画像】長谷川唯と内田篤人がダブルピースで2ショット 司令塔タイプの長谷川は「攻撃より守備の方が結構好きというか、守備をするのはすごく好き」と明かす。 自身がディフェンスで心がけている点を、こう語る。 「自分の間合いを持っておくのは、すごく大事。(試合)最初の10分、15分で『あ、こういうプレーをするな』とか、それを見て、『行った方がいいな』とか、『あまり行き過ぎない方がいいな』とか考えてやっていて。 もちろん、ボールを持っている選手のタイプにもよるんですけど。南米の選手は、わざと待っているので。動いたタイミングで、わざと抜きに来てくれたりするんですよ。だから、行く振りして離させて、(身体を入れる仕草をしながら)こうとか」 また、イエローカードを「人生で一回ももらったことがないんですよ」として、チームメイトからは試合前に「『唯、今日、初イエローもらおうね!』って言われたりしています」と笑う。 主戦場のボランチで、ファウル覚悟で相手を止めなければならないシーンもあるが、「ファウルしたら負けた気持ちになるんですよ。ファウルでしか取れないみたいな感覚がすごくあって。その場面が来たら頑張りたいです」と意気込む。 いよいよ迎えるパリ五輪に向けては「チームとして優勝を目ざしてプレーしたいし、しなければならないと思っています。見ている人たちが応援したくなるようなプレーや、楽しんでもらえるプレーをしたいです」と気合を入れた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部