「家の間取り」を一カ所だけ直せるなら…どこを変える?【住んでいるマンション・アパートのモヤモヤ】
ライフステージの変化で気づく「必要だった部屋と設備」
子どもの成長や義家族との同居といった生活環境の変化の中で生まれる、間取りへのニーズがあることも明らかになりました。 「子どもが大きくなってきたので個別の部屋を用意してあげたいが、使える部屋がなく申し訳なく思う」(42歳女性/主婦/マンション) 「義母の部屋を通らずにベランダに行けるようにしたい」(60歳男性/会社経営・役員/マンション) 「子育てが落ち着いた今、一人になれる部屋が欲しい」(31歳女性/主婦/アパート) 「思春期の子ども達が身だしなみを気にするようになり、トイレやお風呂、洗面所が大渋滞。もう一セット水回りがあればと日々思います」(51歳女性/主婦/マンション) なかでも目立ったのが、子育ての中で出てくる住まいへのお悩み。思春期を迎えた子どもの部屋の確保や、洗面台などの共有スペースが足りないといった理由で間取りを変えたいと思う人が多い模様です。 一方、子育てが手離れしたタイミングで生活空間への改装を希望する人もいました。
畳の部屋のメリットとは…!?「和室がいらなかった」
畳敷きの和室については、そもそもの必要性について疑問を抱く声も集まりました。 「和室を洋室フローリングに改装したい。洋室の方が使い勝手がいいと思うし、畳のお手入れが面倒」(53歳女性/その他/マンション) 「リビングが狭く感じるので、隣の和室と地続きにしたい。一部屋くらい和室があった方が落ち着くと思って入居を決めたが思い込みだった。よく考えたら和室は要らなかったと思う」(51歳男性/営業・販売/マンション) 「畳の上にカーペットを敷いて過ごしているので、和室の意味がなくなっている。畳だとフローリングよりも擦れたりしてダメージを受けやすそうなので、退去時の敷金の精算も不安」(29歳女性/その他/アパート) これまでの「あればいいのに」という希望と打って変わって、和室に関しては「なくてもよかった」という人が多いよう。畳の目に詰まる埃のお掃除や日焼け対策など、意外とお手入れに手間がかかるのが和室。加えてふすまや障子があると、張り替えも一苦労ですよね。