長﨑美柚。勝利が見えていたが…惜しくもシングルスでは敗退。国際ペアで残っている女子ダブルスに期待

［チャイナスマッシュ 2024　9月26日～10月6日：中国・北京］ 　10月2日の11時からスタートした第1セッションに、日本女子からは女子ダブルスに木原美悠／張本美和、女子シングルスに長﨑美柚が出場。それぞれ中国と対戦し、木原／張本はストレートで敗れ、長﨑は2‐0のリードから逆転されて中国越えはならなかった。

木原美悠（右）／張本美和ペア

●女子ダブルス2回戦 銭天一／陳幸同（中国）　14、6、6　木原美悠／張本美和 　日本ペアは1ゲーム目は台上、ラリーでも先手を取ってリードを奪っていたが、ゲーム後半に点差を詰められると長いジュースの末にゲームを落とす。2ゲーム目からは中国ペアの攻撃シーンが目立つようになり、日本ペアにミスが出てしまった。

20歳の陳熠（中国）。長身のリーチを活かしたドライブは威力がある

●女子シングルス2回戦 陳熠（中国）　‐8、‐4、5、9、7　長﨑美柚 　長﨑はサービス、レシーブで先手を奪って2ゲームを連取。サービスも効いていたが、特に良かったのはレシーブで、ストップで陳熠の攻撃を封じて、4球目で両ハンドドライブで攻撃という良い展開を作れていた。 　しかし、3ゲーム目になると陳熠がロングサービスを主体に組み立て、長﨑にドライブでレシーブさせて両ハンドカウンターの戦術に切り替えた。第3、4ゲームは陳熠のペースで試合が進み、最終ゲームは長﨑も必死のプレーで対応したが、勝利には届かず。あと一歩まで追いつめていただけに、悔しい結果となった。