元巨人・上原浩治氏&巨人・阿部監督の長年バッテリーがそろって殿堂候補に ロッテ・福浦コーチも
巨人で長くバッテリーを組んだ上原浩治氏(49)、阿部慎之助氏(45=現巨人監督)も、プレーヤー表彰でそろって殿堂候補入りした。 上原氏は巨人入団1年目の99年に20勝を挙げて沢村賞や投手4冠など賞を総なめ。座右の銘である「雑草魂」は西武・松坂の「リベンジ」とともに流行語大賞に選ばれた。09年からは活躍の舞台を大リーグに移し、レッドソックス時代の13年にリーグ優勝決定シリーズでMVP。世界一に輝いた際には日本選手初の胴上げ投手となった。日米通算は134勝、104ホールド、128セーブで、3部門で100以上は歴代で上原氏のみだ。 阿部氏は上原氏の2年後の00年に中大からドラフト1位(逆指名)で入団し、強打の捕手として巨人一筋で19年プレー。12年には首位打者、打点王でリーグMVPにも輝いた。通算2132安打、406本塁打。今季は巨人監督就任1年目でリーグ優勝を果たした。 また、現役通算2000安打をマークして「幕張の安打製造機」と呼ばれた元ロッテの福浦和也氏(48=今季1軍ヘッド兼打撃コーチ)も候補入りした。