大谷翔平の絶妙バント安打が幻に 投手失策に記録訂正…打率も6厘下がり、安打トップからも陥落
米大リーグ機構(MLB)は23日(日本時間24日)、20日(同23日)のダイヤモンドバックス戦の1打席目でドジャース・大谷翔平投手(29)が見せたセーフティーバントでの出塁の記録を「安打」から「投手失策」の変更したことを発表した。 【写真】“幻”になってしまったシーン 大谷は、20日の初回の1打席目で、オープナーとして先発した本来は救援投手の左腕・マンティプライに対して、初球をまさかのセーフティーバント。三塁手が遊撃の定位置付近を守っていた“大谷シフト”の逆をつき、今季初の奇襲を見せた。三塁方向の打球に素早く反応したが、処理に焦ったマンティプライの一塁送球がそれ、その時点での記録は投前内野安打となっていた。 これまで記録されていた安打が1つなくなった事で、打率は3割5分4厘から、3割4分8厘に6厘下がったが、リーグトップをキープ。今季の安打数は「70」から「69」に減り、23日(同24日)にパドレスのアラエスが4安打を放って今季72安打となり、安打数トップからも陥落した。
報知新聞社