ラグビーW杯初の8強 日本代表が会見(全文2完)チームが一丸となれた
ラグビーのワールドカップ(W杯)で史上初のベスト8進出を果たした日本代表が、21日午前11時から東京都内で記者会見を開いた。 【動画】ラグビーW杯初の8強、日本代表が会見 ジョセフHCと31選手ら出席 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「ラグビーW杯初の8強、日本代表が会見 ジョセフHCと31選手ら出席(2019年10月21日)」に対応しております。 ◇ ◇
歴史的な勝利が与えた影響をどう考えているか
NHK:NHKのナカムラです。リーチ選手と田村選手に伺います。まずきのう、大会を終えて今の率直な心境と、お2人、コネクトといういろんな練習やファンとか、いろんなものをつなげて強くなっていくということを意識して取り組んできたと思いますけれども、それが残した歴史的な勝利だったと思いますが、それが日本のラグビーに、スポーツ界に与えた影響をどのようにお考えでしょうか、お願いします。 リーチ:まず率直な気持ちは、このチームのキャプテンやって誇りに思ってます。子供たちが日本代表になりたいという子供が増えれば、もうそれが一番うれしいです。ラグビー選手も増えて、日本代表になりたいという人が増えれば一番うれしいです。 司会:じゃあ続いて田村選手お願いします。 田村:楽しかったです、素晴らしい大会でした。今、リーチも言いましたけど、日本代表が一番憧れの存在で、みんなが入りたいと思える、そのために全力を尽くせるチームになってきたとこの大会を通じて思います。本当に目標を立てて、それを有言実行して目標を達成するチーム、なかなかないと思うので。本当に誇りに思います。 司会:ありがとうございました。では続いて。
日本代表としてのベストプレーは?
TBS:TBSアナウンサーの井上貴博と申します。皆さん本当に大きな感動、勇気、どうもありがとうございました。きっと被災地の皆さん、日本の皆さん、心に刻まれたことと思います。ありがとうございました。そしてこれからも応援し続けます。全選手に一言ずつ伺いたいです。今回ワールドカップ、5試合ありました。個人としてではなくて、日本代表としてのベストプレー、1つ選ぶのは難しいかと思いますけれども、日本代表としてのベストプレーをぜひ皆さん、お聞かせください。田村さんからお願いできますか。 司会:ベストプレーですか。本人にとってのベストプレーでよろしいでしょうか。日本代表としてのベストプレーですね。チームとしてのベストプレーはこれだというのを、選手から一言ずつ。じゃあ。全員はちょっと厳しいかも分からないですね。リーダーズ、リーダーのメンバーの皆さん、代表してお答えしましょう。 田村:ベストプレー。ちょっと難しいんですけど、この期間中の毎日です。毎日。毎日ベストでした。大丈夫っすか。全部最高でした。どうっすか。 司会:ありがとうございます。じゃあ続いて、リーダー稲垣さんかな。稲垣さん、お願いします。 稲垣:はい。そうですね、1つ選ぶとしたらば、難しいんですけれども、やはりアイルランド戦の前半35分の、相手ゴールのスクラムを、プレッシャーをかけてターンオーバーしたシーンですかね。今まで日本代表、相手ボールに対してプレッシャーをかけてペナルティーを取るというのはなかなかできていなくてそれをティア1のアイルランド相手にできるんだっていうことを証明できた試合でしたし、ペナルティーを取ったあとのフォワード全員の喜びよう、そしてバックス全員が駆け寄ってくれたときのチームの一体感というのは間違いなく忘れられないですね。 司会:ありがとうございます。じゃあ続いて流選手。 流:僕も同じく、スクラムで押したときの具くんの雄たけびだと思います。具くんは自己表現するのとかはあまりしない選手なんですけれども、あのスクラムに懸けてて、具くんのスクラムを見たときは胸に来るものがありましたし、具くんが本当に日本代表のために戦っているというふうなことをすごく感じましたので。具くんだけじゃなくてフォワード全員ですけど、本当に感謝しています。 司会:ありがとうございました。続いて、ティモシー・ラファエレ選手。