【全日本総合バドミントン2024】難敵を下した宮崎友花と仁平菜月が初の決勝進出!
宮崎vs郡司の67分を大きく超える、95分もの激闘になったのが、仁平菜月(ヨネックス)と明地陽菜(再春館製薬所)の対戦。第1ゲーム序盤から仁平がリードを奪うも、中盤で明地が追いつき16-15で逆転。17-17から連続4得点でたたみかけた仁平が、21-17で第1ゲームを奪った。第2ゲームは明地がリードする展開から、またしても終盤に仁平が連続得点で20-16とマッチポイント。しかし、サウスポーから丁寧なラリーを刻む明地はあきらめることなく、連続4得点で追いつくと、24-22で第2ゲームを奪い返した。 マッチポイントを取りきれなかった仁平だが、気持ちを落とさずファイナルゲームに。一度もリードを許すことなく21-15で勝利を収め、初の決勝進出を勝ち取った。2016年のインターハイ女王が、幾度ものケガを乗り越え、日本一を決める場で戦う。 準決勝の結果と決勝の組み合わせは以下の通り。 ▼準決勝(12月29日) 仁平菜月(ヨネックス)②〔21-17、22-24、21-15〕1●明地陽菜(再春館製薬所) 宮崎友花(柳井商工高)②〔12-21、21-12、21-11〕1●郡司莉子(再春館製薬所) ▼決勝戦(12月30日) 仁平菜月 - 宮崎友花
取材/バドミントン・マガジン編集部、吉井信行、楊順行 写真/井出秀人