オアシス、アニモカブランズジャパンと提携──資金調達も完了
ゲーム特化型ブロックチェーンのオアシス(Oasys)は12月17日、アニモカブランズジャパン(Animoca Brands Japan、香港のWeb3企業Animoca Brandsの戦略的子会社)とパートナーシップを締結したことを発表した。 これに伴い、アニモカブランズジャパンはオアシスへの直接投資を実施するとともに、「Animoca Brands」の名称でオアシスブロックチェーンの新たなバリデーターとなる。なお、投資額については明らかにされていない。 オアシスは、Layer1のHub-LayerとLayer2のVerseと呼ばれる2層構造を採用し、手数料無料のゲーム体験を提供するブロックチェーンプラットフォーム。セガ、Ubisoft、Yield Guild Gamesなどゲーム業界大手各社が現在バリデーターとして参加している。 アニモカブランズジャパンは9月に、パートナープログラムの一環としてバリデーターノードの運用開始を発表している。 関連記事:アニモカブランズジャパン、バリデーターへの参入を表明 バリデーターは、ブロックチェーンのノードを管理し、トランザクションの検証やスマートコントラクトの承認を通じてネットワークを保護する役割を担う。今回のオアシスとのパートナーシップは、こうした同社のWeb3エコシステム拡充に向けた取り組みの一環として位置付けられる。 |文:栃山直樹|画像:リリースから
CoinDesk Japan 編集部