【実録】車をポールに擦ってしまった! 見積もり「約26万円→約2万円」で済んだ方法とは? 修理費用が安く済んだ理由を解説
「車に傷をつけてしまって修理代が高額になった」という経験をしたことがあるのは、筆者だけではないでしょう。傷の範囲が広いと、いったいいくら請求されてしまうのかとドキドキしてしまいますよね。 本記事では、不注意により車を擦ってしまった筆者がディーラーに出された3種類の見積もりと、修理費用を安く済ませた方法について解説します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
後部ドアと車体下部に大きな傷
筆者はもともと車の運転が得意ではなく、疲れて運転した日に車体に大きな傷を作ってしまいました。 自損事故で、場所は自宅アパートの駐車場内です。駐車場に入るとき、入り口のポールに車体の左側を擦ってしまいました。乗っていた車はトヨタのエスクァイアで、傷の大きさは横20cm×縦40cmほど、傷の場所は左側後部ドアと、クォーターパネルと呼ばれる車体下部です。 一部塗装がめくれあがっているところがあり、修理代がとてもかかりそうに見えます。警察の検証の結果、ポールには損傷がなく、車の修理だけすれば良いということになりました。
ディーラーに出された3種類の見積書
筆者は傷の修理を求めてディーラーに駆け込み、見積書を2種類出してもらいました。概要は以下のとおりです。 (1)26万632円 【内訳】スライドドア取り換え、クォーターパネル修理、塗装など (2)19万9012円 【内訳】スライドドア脱着、クォーターパネル修理、塗装など (3)2万2000円 【内訳】コンパウンド磨き 3つ目の1番安い見積もりは、見積書ではなく口頭でもらいました。というのも、(1)(2)の金額を見せられ決心がつかずに無言でいたら、「試しにコンパウンドで磨いてみましょうか? 結構きれいになるかもしれません」と提案してくれたのです。 コンパウンドで磨くといっても誰でもできるものではなく、専門スタッフでないとできないとのことで、専門スタッフに依頼する必要があり、予約を取って後日改めて車を2時間ほど預けることにしました。 修理後に仕上がりを見ましたが、素人目には塗装と区別がつかないくらいの出来栄えでした。完全に直ったとはいえず白くなっている箇所もありますが、遠目に見れば分かりません。一部、クォーターパネルの完全に塗装が剥がれてしまっている部分を2cm程度だけ塗装してもらいました。 結果、当初の見積書にあった約26万円ではなく、約2万円というお手頃価格で大きな傷を直すことができ、約24万円も出費を抑えられたのです。
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