【陸上】110mH村竹ラシッドが準決勝13秒14!決勝は「やるべきことやるだけ」優勝すればパリ内定/日本選手権
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)3日目 【動画】準決勝で13秒14をマークした村竹ラシッドの走り! パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目に男子110mハードルの準決勝が行われ、村竹ラシッド(JAL)が向かい風1.0mで13秒14をマークして1着通過を果たした。日本タイ記録の自己記録13秒04に次ぐセカンドベスト。これでパリ五輪参加標準記録(13秒27)を期間内に4度目のクリアとなる。 予選を13秒29(-0.8)でトップ通過も「スタートで起き上がるのが早くなってしまった」と振り返る。「準決勝前のアップから感覚が良かった」と言い、「前傾で耐えられて、うまく1台目から入れました」。そこからはグングンと加速していくだけだった。 これで優勝すればパリ五輪代表に内定。3年前の東京五輪選考会では、準決勝で参加標準記録と突破しながら決勝で不正スタートにより失格となった。 「この日のためにずっとトレーニングしてきました。あまり緊張もしていません。やるべきことをやって、今までの練習の成果をしっかり発揮するだけです」 パリへのフライトを決める準備は整った。
月陸編集部