「娼婦をスーツケースに入れてゴミ捨て場に…」全米騒然“ディディ事件”をSGDが徹底解説!
昔からディディにまつわる悪い噂はあった
実はアメリカでは昔からディディに対する闇深い噂が多数ありました。 あまりにも数が多いのですべてを記していたらキリがないですが、例えば自身のレーベルに所属していた大物ラッパー、ノートリアスB.I.Gを殺害した真犯人ではないか? とか、元恋人のキム・ポーター氏とディディが別れたあと、性的暴行などについての暴露本を出すと発表した直後に彼女が謎の死を遂げたこともあります。
さらにディディは以前も複数の事件で逮捕されたことが何度かありますが、自身のレーベルに所属するアーティストが代わりに罪を着せられて ディディは無罪になるなど、数多くの危機から幸運にも偶然逃れているケースもあります。
大きく報じられている「フリーク・オフ」の闇
今回いちばん注目されている黒い噂は、ディディ自身が「フリーク・オフ」と呼んでいた闇深いパーティです。 2000年代、高級住宅街ビバリー・ヒルズのハンプトンなどで、ディディが年に1回主催していた「ホワイト・パーティ」と呼ばれるセレブや大企業のCEOたち、政界の重要人物など多くの有名人が参加するパーティがありました。 その2次会としてディディとより親密な関係のあるセレブたちだけが参加できる闇深いパーティとして知られていたのが、フリーク・オフなのです。 フリーク・オフで行われる数々の悪行のなかには、薬物や酒の乱用、性的な乱行はもちろん、新規の参加者には無理やり危ない薬を摂取させて意識朦朧としている間に悪行に参加させていたり、受け手のなかには未成年も多かったという噂です。 さらにすべての部屋にはカメラが設置されており、その一部始終を録画したものを使ってのちに権力のある参加者たちを脅したことで恐喝の容疑でも起訴されています。
供述の中には参加させた娼婦をスーツケースに入れて路地裏のゴミ捨て場に捨てたという想像を絶する悪行もあったといわれています。 さらに、パーティーに参加する前に秘密保持契約にサインさせられており、内容を話せば逆に逮捕されてしまうような状況も作ったといわれています。 「なんで今まで誰もその内容を暴露しなかったのか?」という疑問がありますが、その秘密保持契約書や録画していた動画が不可抗力となっていたという噂です。 ちなみに3月に行われた家宅捜査から押収された物の中にそのビデオだけでなく、1000本ものベビーオイルもあったことで話題を集め、SNSでもミーム化されてしまいました。