「子猫を保護したのだけれど…」運命的にお迎えした姉妹猫、10年の時を経て家族の絆を大きく変えた
茶トラ猫の「マロン」ちゃんと、サビ猫の「マーブル」ちゃんは、今から10年前に飼い主のX(旧Twitter)ユーザー・いも(@l7KrQH6bY3jtOMO)さん一家に迎えられた姉妹猫です。 【写真】保護当時の2匹…車庫で生まれたことろを保護されました 彼女たちが生後1カ月のとき、長男の同級生から「車庫で生まれた2匹の子猫を保護したのだけれど、引き取ってもらえないか」という連絡がきっかけでした。「どうぶつをお迎えしたい」とちょうど考えていたタイミングで、運命的な出会いが訪れたのです。 最初は1匹だけを引き取るつもりだった飼い主さん。しかし、選ぶことができないほどの愛らしさに心を奪われ、2匹一緒にお迎えすることに決めたそうです。 そうして、マロンちゃんとマーブルちゃんは新しい家族の一員となり、その日から一家の生活は一変しました。
試練と喜び、家族に支えられた日々
2匹はとてもおてんばで、特に夜になると「大運動会」を繰り広げる元気な姉妹でした。 そんな中、飼い主さんにとって一番大変だったのは、マロンちゃんの誤飲事故。生後2カ月のとき、マスクの紐を誤って飲み込んでしまい、緊急手術をすることになりました。「かわいそうなことをしてしまった」と深く後悔した飼い主さんは、それ以来、誤飲を防ぐためにゴミ箱をフタ付きに変えたり、危険な物は外に出さないようにしたりと徹底しました。 また、マロンちゃんが8歳のときにも大きな試練が訪れました。原因不明の体調不良で入退院を繰り返し、ガリガリに痩せてしまったのです。 「食欲もなくなり、すごく心配でした」と飼い主さんは振り返ります。面会時、マロンちゃんは膝から離れようとせず、甘えてきたそうです。マロンちゃんと飼い主さんにとって辛い時期でした。 幸い、獣医さんたちの尽力により、体に合った薬が見つかり、無事に退院することができました。現在では元気を取り戻し、体調も安定しているとのこと。家族全員がマロンちゃんの回復を見守り、今では毎日元気に過ごしています。