【速報】踏切自殺を装い同僚男性を殺害か 会社社長ら4人逮捕 警視庁
日テレNEWS NNN
2023年12月、建設作業員の男性(56)を車に押し込み監禁したうえ、自殺にみせかけようと東京・板橋区の東武東上線の踏切の中に入らせ、電車と衝突させて殺害したとして、同僚の男ら4人が警視庁に逮捕されました。 殺人などの疑いで逮捕されたのは、東京・東大和市の建設会社「エムエー建装」の社長佐々木学容疑者と社員の男3人のあわせて4人です。 捜査関係者によりますと、4人は共謀のうえ、2023年12月2日から3日にかけて、暴行を加えられるなどして、抵抗できなくなっていた建設会社の同僚の高野修さん(56)を車に監禁して、板橋区の東武東上線の踏切まで連れて行き、電車と衝突させて自殺と見せかけ殺害した疑いがもたれています。
警視庁は、踏切事故の一報を受けた当初は自殺の可能性も視野に調べていましたが、その後の捜査で、高野さんが踏切の近くまで何者かに車で送られている様子が防犯カメラに映っていたことなどを確認し、およそ1年間の捜査を経て社長らの殺人容疑での逮捕に踏み切りました。 捜査関係者によりますと、佐々木容疑者らが高野さんに暴行を加える様子が撮影された動画も見つかっているということで、警視庁は日常的ないじめがあったとみて詳しい経緯を調べています。