JBL新型「TOUR PRO 3」は、トランスミッター機能がすごい。HARMAN ExPLORE TOKYO 2024レポート
ハーマンインターナショナルの製品発表ツアーでお宝を探せ。 JBLやHarman Kardonの製品でオーディオ業界に旋風を巻き起こすハーマン・インターナショナルが、製品発表ツアー「HARMAN ExPLORE TOKYO 2024」を渋谷TRUNK HOTELで開催。まるでテーマパークのようにさまざま趣向を凝らした展示スペースを巡回するユニークな形式の製品体験会で、気になるプロダクトをたくさん確認できました。 【全画像をみる】JBL新型「TOUR PRO 3」は、トランスミッター機能がすごい。HARMAN ExPLORE TOKYO 2024レポート JBL TOUR PRO 3:次世代のワイヤレスイヤホン まず目を引いたのは、10月3日に発売されるJBLの新フラッグシップワイヤレスイヤホン「JBL TOUR PRO 3」です。JBL初の”バランスドアーマチュアドライバー” + ”10mm ダイナミックドライバー”のデュアルドライバーを搭載。元々評価の高かった音質面を確実にワンランクアップさせることに成功しています。 前モデル「TOUR PRO 2」大ヒットの要因となったタッチディスプレイ付きのスマート充電ケースも、画面サイズが約29%広くなり、タッチ操作のレスポンスも向上しています。通勤や通学時などの操作に重宝しそう。 前モデルのTOUR PRO2は充電ケースにタッチディスプレイをつけるというコペルニクス的な発想にも唸らされたのですが、TOUR PRO3はさらにスマート充電ケースを3.5mmのAUX接続またはUSB-C接続することで音声信号をイヤホンに送信することができる「トランスミッター機能」を搭載。Bluetoothに対応していないテレビやゲーム機、DJや音楽機材にスマート充電ケースを接続することができます。USB-C接続した時の音質、遅延の少なさは、ゲームや音楽制作にも使えそうなポテンシャルを感じました。 また、「AURACAST」と組み合わせることで、複数台のイヤホンやスピーカーに同時に送信することも可能。6つの通話用マイクを搭載し、AIノイズ低減アルゴリズムも搭載しているので、Web会議用のデバイスとしてもこれ以上ないぐらい強い味方となってくれそうです。