JBL新型「TOUR PRO 3」は、トランスミッター機能がすごい。HARMAN ExPLORE TOKYO 2024レポート
キッズ向けのJBLヘッドフォンに好感。ハーマンのサウンドバーの迫力サウンドにも驚き
JBL JUNIOR 470NC:子ども向けヘッドホンの新定番 次に紹介するのは、子ども向けに設計された「JBL JUNIOR 470NC」。キッズの耳を守る音量制限機能や柔らかいイヤークッションなど、安全性と快適性を重視したデザインが特徴です。さらに、アクティブノイズキャンセリング機能も搭載し、英会話などの学習環境にも最適。 2024年10月、GREEN FUNDINGでクラウドファンディングを開始する予定です。 Harman Kardon ENCHANT 1100:没入感あふれるサウンドバー ホームシアターをグレードアップしたいなら、参考展示された「Harman Kardon ENCHANT 1100」は良い選択になるかもしれません。独自のMultiBeam™テクノロジーにより、部屋全体を包み込むようなサラウンドサウンドを実現。映画や音楽鑑賞がまるで劇場のような臨場感で、この価格帯としては異例のクオリティーと感じました。 Harman Kardon SoundStick 4:新たにブラックモデルも登場。しっかりした重低音 JBLはスピーカーから始まったブランドですが、アンプ一体型オーディオ機器で70年の歴史をもつブランドがHarman Kardon(ハーマンカードン)。僕ももっていましたが、iMACなどの過去の名作モデルと親和性の高い「SoundSticks」でも知名度が高いです。ちなみに、現在はSoundSticks 4まで進化しており、そのサウンドとルックス、ベッドルームに映えそうなラインティング機能は健在でした。 JBL L52 Classic:ヴィンテージデザインと最新技術の融合 レトロな外観が魅力的な「JBL L52 Classic」は、昔憧れたアイコニックなJBLスピーカーのサウンドとルックスを継承。ヴィンテージデザインと最新の音響技術を組み合わせたブックシェルフスピーカーです。ウォールナット仕上げのキャビネットと新設計ホワイト・ピュアパルプコーン・ウーファー「JW135PW-4」は、カラーリングも含めて新世代のJBLを体現する新技術です。 AKG N9 Hybrid:3.5mm有線接続とBT接続双方でハイレゾオーディオに対応 最後に注目したのは「AKG N9 Hybrid」。プロのレコーディングスタジオではマイクやヘッドフォンで定番となっているAKBブランドのコンシューマー向けモデル。AKGリファレンスサウンド、ワイヤレスモードと有線モード双方のハイレゾオーディオ、リアルタイム補正機能付きハイブリッドノイズキャンセリングに対応。面白いと思ったのは、使用しないときにはイヤーカップに収納できる2.4GHz USB Type-Cドングル。高い音質とPCとの接続性を維持します。クッション性の高いPUレザーのイヤーカップ、最大約100時間の再生時間など、リモートワークにも実戦力の高いモデルと感じました。 他にも、JBLブランドのシステムを装備したトヨタの「ランドクルーザー」と、Harman Kardonシステムを搭載したスバルの「LEGACY OUTBACK」が展示されており、それぞれブランドの特徴を活かしたサウンドルームを車内で再現。細部まで音響設計にこだわった技術力の高さを感じました。また、自宅でも愛用しているJBL PartyBoxシリーズは、屋外のベランダでのパーティーをイメージさせるようなディスプレイで楽しかった(ちなみに、PartyBoxシリーズの音の迫力は太鼓判を押せます)。 今回の「HARMAN ExPLORE TOKYO 2024」は、最新テクノロジーとデザイン性を兼ね備えた製品が一堂に会する貴重な機会でした。オーディオファンのみならず、日常生活を豊かにするアイテムを探している人にも、多くの発見があったのではないでしょうか。ハーマン・インターナショナルがこれからもどんな驚きを提供してくれるのか、目が離せません。 Source : JBL 、harman / Kardon 、 AKG、HARMAN International
尾田和実