【菊花賞】シルクレーシング米本昌史代表がアーバンシックに「何より精神面の成長を感じました」と敬服
[GⅠ菊花賞=2024年10月20日(日曜)3歳、京都競馬場・芝外3000メートル] 第85代菊花賞馬に輝いたアーバンシック(牡・武井)。有限会社シルクレーシングの米本昌史代表取締役社長は「今日は何より精神面の成長を感じました。パドックから落ち着いてレースに臨めていましたね。ジョッキーもうまくエスコートしてくれて、盤石の競馬をしてくれたと思います。武井先生の初めてのGⅠがうちの馬でうれしいです。新馬のときは返し馬もできないくらいのメンタルの馬だったのが、牧場含め調教師、スタッフがここまで成長させてくれました」とチーム一丸となっての努力が実ったことに敬意を表した。 今後については「(間隔を)詰めて使ってきているので状態次第になりますが、今後も大きなところへと思っています」と具体的な目標こそ言及しなかったものの、さらなるGⅠタイトル奪取に意気込んでいた。 また、育成に携わったノーザンファームの中島文彦GMは「強かったです。レースはみんなが動いて決してスムーズではありませんでした。その中でも、もともと能力のある馬ですし、どれだけいいレースをしてくれるかと思っていました。ホッとしましたね」と笑顔。近10年で菊5勝となり、改めてノーザンファームの強さを誇示した形だ。
東スポ競馬編集部