「炭酸水」の最強な活用法!ダイエットや美容効果を倍増させる裏技【ご飯を炊く・洗顔も!】
飲むだけでシュワシュワと爽快感が得られる炭酸水。空腹時に飲むと食欲を抑えられるため、ダイエット効果があると聞いたことはあるけれど、その効果を最大に引き出すには正しいタイミングや温度、使い方があるって知ってた? 【写真】韓国スターが愛飲するダイエット水『アイドル水』を3カ月飲み続けてみた! 気になるその効果は? 今回は炭酸水の様々な活用法を、管理栄養士であり、スポーツ健康科学の博士でもある新生暁子先生の著書、『飲み方、使い方をちょっと変えるだけ 炭酸水最強の活用法』からご紹介。 飲むだけじゃない、炭酸水の意外な使い方を知ったら、きっとあなたも試さずにはいられなくなるはず。
【ダイエット編】効果のある飲み方とは?
▼食事の15分前に炭酸水を飲めば、胃がふくらみ、お腹がいっぱいになる 炭酸水には多くの炭酸ガスが溶け込んでいるため、食事の前に炭酸水を飲んで、この炭酸ガスを体内に取り込むことによって胃がふくらみます。すると脳が錯覚を起こして、“おなかいっぱい!”と判断するのです。そうして食欲を抑制することになり、ダイエット効果につながるというわけです。ただし、飲み方にポイントがあります。 ポイント① 炭酸水の量はコップ1~2杯(300ml程度) 「ある実験データによると、500mlの炭酸水を飲むと炭酸水と炭酸ガスで胃がふくれて満腹中枢が刺激されるのですが、100ml程度の炭酸水を食前に飲んだり、食事中に少し飲んだりした場合は、胃が刺されて逆に食欲が増進してしまうことがわかったそうです。とはいえ、食事ごとに500mlもの炭酸水を一気に飲むのはとても大変なことですよね。日常では、食前に300mlの炭酸水を飲むだけでもダイエット効果が期待できますから、無理せずそれくらいの量から取り組んでみましょう。なかには、ダイエット効果を急ぐあまり、炭酸水を多く飲めばより効果が得られるのではないかと、1500mlもの炭酸水を一気飲みする強者もいるようですが、これは危険な行為です。血中に炭酸ガスが増え過ぎると、“炭酸酩酊”といって酔っぱらったような状態におちいることがあるからです。炭酸水をダイエットに活用するときは、くれぐれも体に無理のない範囲の量を飲むようにしてください」 ポイント② 温度は常温で飲む 「炭酸水は冷蔵庫でキンキンに冷やしたほうが炭酸ガスの濃度が高くなります。逆に、炭酸水は常温になるほど炭酸ガスが薄まっていくという特徴を持ち合わせています。わたしはキンキンに冷えた炭酸水を好むのですが、ダイエット効果を求めるならば、ここはちょっと我慢。炭酸水がダイエット効果を発揮する20~25度を目安とした常温で飲むことが重要です。というのは、冷やすことで炭酸濃度が高くなると、胃を刺激して食欲が増進されるからです。どうしても常温では飲みにくいという場合は、糖分を含まないレモン汁などの果汁を入れるだけでも飲みやすくなります。こうしたちょっとしたひと手間が、炭酸水ダイエットを成功させる秘訣です」