【弥彦競輪・GⅠ寬仁親王牌】佐々木龍は弟・眞也の活躍に「悔しい。GⅠは自分が先に」
<17日・弥彦競輪・初日> 【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】 初日2R、佐々木龍が2着に入って2予Aに駒を進めた。「渡邉雄太君が前々に攻めてくれた。それにつきます」。低調期の長い渡邉が、できることを精いっぱいやってくれたことに感謝した。 先月の青森記念では弟の眞也が優勝。眞也は14日の川崎GⅢでも決勝に乗るなど、成績がうなぎ上りだ。龍は「弟や練習仲間が優勝するのはうれしい」と前置きしながらも、「でも弟には悔しさも半分。GⅢ優勝は先を越されたが、GⅠ、GⅡでは自分が先に優勝したい」。9月の宇都宮GⅡ共同通信社杯では、ビッグレースで初めて準決に進んだ。兄の威厳を保つためにも、この大会でさらに上を目指す。 ▼11R(佐々木龍) SSの中でもパワー上位の深谷をマーク。気合で差し切る。8―2=13569。 ▼6R(岩本俊介) 落車明けの初戦で、落車した平原康多を際どくよけられた。対応能力は鈍っていない。3=7―12358。