<咲き誇れ!センバツ広陵>打線好調で手応え 対外試合解禁 倉敷工に快勝 /広島
センバツに出場する広陵は2日、対外試合解禁後初となる練習試合を実施し、倉敷工(岡山)を相手に11―1で快勝。甲子園に向けて実戦感覚を確かめていた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 雪が舞う中、広陵のグラウンド(安佐南区)脇には保護者や生徒たちが詰めかけ、試合を見守った。田村夏芽選手(2年)が本塁打を放つなど、打線の好調ぶりが光った。五回に代打の世古口啓志選手(1年)が三塁打を放つと、観客からひときわ大きな歓声が上がった。 一方、冬場に取り組んできた守備でミスが出るなど課題も見えた。試合後、只石貫太主将(2年)は「(解禁後)初戦で緊張もあったと思うが、本番ではミスがないよう見つめ直したい」と話した。記録員の河手音和さん(2年)の母親、夏美さん(45)=坂町=は「高尾(響)君や只石君が活躍していて、チームの雰囲気も良かった。久しぶりに保護者で集まって観戦できて楽しかった。優勝に向けて頑張ってほしい」と話していた。【武市智菜実】