【陸上】新井涼平が日本選手権V「85m投げないと世界では戦えない」パリ五輪出場の可能性浮上
<陸上:日本選手権>◇29日◇第3日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇男子やり投げ決勝 33歳の新井涼平(33)が男子やり投げの5投目で80メートル78を投げて優勝した。 自己記録は日本歴代2位86メートル83で、14~20年まで7連覇した第一人者。16年リオデジャネイロ五輪では決勝に進出したが、19年世界選手権以降は世界の舞台から遠ざかっていた。今回の優勝で世界ランキングでの五輪出場の可能性が浮上し「しっかり投げられた感覚はあった。85メートルを投げないと世界では戦えない」。78メートル15で3位になったディーン元気も世界ランキングで12年ロンドン大会以来3大会ぶりの五輪出場が有力となった。